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愛和式バンドル植毛(毛包単位植毛)

 移植株1つ1つを毛包単位(毛穴単位)で行う方法で、頭髪としては最小かつ自然な単位の植毛術です。1つの毛包には1〜3個の毛 根が含まれており、毛根が1つしか含まれていない場合は単一植毛と考えてもよいものです。ですから、生え際近辺には細かいものを、後方には多少大きめのものを配置しますので自然な仕上がりが期待できます。この毛包単位植毛(バンドル植毛)を一度に500個以上行う方法をメガセッション(Mega session)と呼びますが、当院での手術の場合ほとんど全例がこの範疇に入ります。




単一植毛

 元来、毛髪以外の体毛(眉毛・睫毛・ひげ・陰毛など)用に開発された術式です。1毛包内に2〜3個の毛根があれば、1つ1つに分別し必ず1本にする方法です。体毛(眉毛、まつ毛、陰毛、ひげ)の獲得には本法が最適です。


マイクログラフト植毛

 1〜3個の毛包(毛穴)[言い換えれば2〜4本ほどの毛髪]を含む株を1つの単位とする植毛法です。頭頂部などにはバンドル、ミニグラフトとともに用いることもあります。


ミニグラフト植毛

 4〜6個の毛包(毛穴)[言い換えれば5〜7本ほどの毛髪]を含む株を1つの単位とする植毛法です。頭頂部などにはバンドル、マイクログラフトとともに用いることもあります。


パンチグラフト植毛

 最初に開発された植毛法で、7〜10個の毛包(毛穴)[言い換えれば10本以上の毛髪]を含む株を1つの単位とします。術後、毛髪 が稲の切り株状に生えてくるので、最近あまり使われなくなりましたが、条件のあまりよくない部位(傷跡など)へはまだ利点が あるといえます。


フラップ法(皮弁法)

 特に前頭部の100%密度の若返りを計る方法です。ハゲない性質をもった頭皮をそこに生えている頭髪ごと前頭部、生え際に大移動させる方法です。この際、その栄養ルートである栄養血管系(主に側頭動静脈)の確保が必要となり、大変難しい手術となります。我々のように皮弁形成術に精通している医師でも100%の成功は望めませんし、側後頭部に人工的な病痕を残すことにもなります。

 植毛術もパンチグラフト(術後田植状態になり不自然)が主流だった頃には多用されましたが、植毛法の進化した現在ではあまり私も用いなくなりました。しかし、植毛生着が望めない外傷・火傷あとや人工毛あと(ひどいもの)には有効な治療法といえるでしょう。
 

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